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ABOUT TAPE STORAGE

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磁気テープの品質向上(過去との比較)

Contents

磁気テープは壊れる・メンテナンスが面倒など、過去にトラブル等を経験し磁気テープの品質に悪い印象を持っていませんか?最新の磁気テープの品質はさまざまな技術革新により、その信頼性は大幅に向上しています。

テープメディアの故障率

磁気テープの信頼性は非常に良くなっています。
故障懸念など何らかのトラブルで市場から返却された磁気テープメディアの返却率は、20年前に比べて、LTO G6で約1/25程に減少しています。

● メディアの返却率 (富士フイルム調査 1999-2015.3)

サーボ技術の導入

メディア上にヘッドの位置決め信号が書き込まれ、走行中のヘッドはこのサーボ信号を読みながら自らをトラックに追従するように動かしています。
以前はテープをまっすぐに走らせるためにガイドローラーをテープ端に押し当てて軌道修正していたため、テープ端にダメージが入ることがありました。

テープパスの変化

シンプルな走行系でテープを規制するガイドや固定部材が減少。テープに与えるストレスが低減され、テープ変形等のダメージによる故障が激減しました。

材料技術の進化

磁気テープメディアに使用されている有機材料(バインダー・潤滑剤)を分子構造設計から見直し、化学変化が起きにくい材料を使用しています。そして、塗膜強度低下が抑制され、走行耐久性劣化や粘着による切断等の障害を回避できるようになりました。テープのまき直しのようなメンテナンスが不要となり、より長期間の安定保管が可能となりました。

また、磁性材料は微細化や、酸化に対して安定なバリウムフェライト磁性体が使用されるようになりました。

バリウム・フェライト(BaFe)磁性体とは?

高容量化を可能にする磁性体技術は、その優れた性能からデータテープ製品に採用され続けており、テープの高容量化に貢献しています。

性体技術「Barium Ferrite(バリウム・フェライト)」(BaFe)

Barium Ferrite